インタビュー
モノづくりの先輩の声


本社製造部ファン ティ ホン
愛工業に正社員としては今年で4年目になります。日本語学校に通いながら愛工業でアルバイトとして働いていたところ、課長から「就職できますか?」と声をかけてもらい入社することになりました。当時も様々な業務に携わってきたので作業に慣れていたのと、就職活動もしましたが、愛工業での仕事がしやすく、みんな仲の良い雰囲気がいいなと思ったので、正式に入社のお返事をすることにしました。
職場ではベトナム人の従業員が多くいるので、休憩時間や食事の時に話すことで、リフレッシュに繋がっています。会話をしたりお仕事を教えたり教わったりする時に、同じ国の人がいれば安心して仕事ができると思います。
就職活動は大変だと思いますが、愛工業ならみんな仲良くなれると思いますし、仕事もやりやすい環境なので是非応募してみてください。



榛原製造部 / 品質課 / 課長織田 直樹
お客様からの要望や提出された図面どおりに成形品を造るため、社内の成形工程、組立工程を作業員にわかりやすく伝える作業要領書を作成しています。協力工場に依頼する時も同様です。そして指示した内容が確実に行われているかを確認するため、社内や協力工場を日々パトロールしています。社内では実際に成形する部門、あとは生産する部門があり、この二つの部門の補助をする品質課として内容チェックを行っています。専任スタッフが品質状況の確認をしていますが、問題があれば私のところに連絡が来るようになっています。お客様に対しては品質面での窓口として、不良品等が発生した場合など、お客様からの問い合わせに答えることもあります。
品質以外のことで連絡が来ることもあるので、担当している部門への展開をその都度やっております。
前職も品質管理担当で、経験を活かせる地元企業を探していたところ、ご縁ができました。品質課で5年くらい、その後生産管理課に移り、その後再び品質課のポストに戻ってきたのですが、製造するにあたり作業のポイントや自分の示した工程通り作業が行われていくところにやりがいを感じています。一方、やはり成形というところになると、必ずしも毎回同じものができるわけではないので、その都度現場から判断を求められることが多々あります。その度に現場へ行って確認をしたり、お客様と確認をし合ったりと、ロットごと成形の顔が変わるので、そういったところでの判断がやはり大変かなと思います。
製品づくりの厳しいところも中にはありますが、愛工業は非常にフレンドリーな会社だと思います。大手と比べ特に形式ばったものもありませんので、やりがいを感じることができると思います。是非若い方たちに来ていただけたらと思います。



榛原製造部 / 成形課 / 課長三輪 満
以前は静岡の本社で金型製造の業務を、その後は榛原工場で成形の業務をするようになりました。成形業務は携わってきて12年程経ちます。自動車や家電の部品などのプラスチック成形品を造るためには金型が必要で、その金型を製造する段階から携わってきました。金型製造と成形は二つで一つと言える程密接に関わっています。静岡本社で金型製造をしていた時の経験は成形業務に活かされていると感じながら、日々業務を行っています。
子どもの時からプラモデルなどのモノづくりが好きで、その延長のように仕事もモノづくりにしようと決め、この仕事を選び、愛工業に入社しました。
最初に金型製造を経験したので、作業者や品質管理の方から成形品の「ここが悪いよ。」という意見があると金型の問題なのか成形する時の問題なのか、両方の視点から見ることができ、現場で喜んでもらえるので嬉しく感じます。季節によって成形品のかたちや顔色が微妙に変わるのですが、材料を溶かす温度や気温が関係していることがあり、そのあたりの調節が難しいと感じることがあります。例えば寒くなってきたから機械の温度を上げようとか、逆に下げようということもあります。部下から「ちょっと見てもらえませんか。」と声をかけられることがあるので、確認したり、入社したばかりの作業者に教えることもあります。なかなかマニュアル通りに行かないので長年の経験が頼りになります。
会社は夏休みや冬休みが長いですし、声をかけてくれれば有休も自由に取りやすい環境にあります。お休みをしっかり取りたい人にも働きやすいのではないでしょうか。早退を希望する場合も「半休」の対応を取るなど、残業も極端に多くはないですし、融通が利きやすいので長く働けるのではないかと思います。



榛原製造部 / 金型課 / 課長青島 大介
お客様から委託された金型の製造、見積り、量産が始まった金型の修繕等を一手に請け負って仕事をしていて、もう30年近く勤務しています。私もモノづくりをメインで何年か違う会社で仕事をしていましたが、転職活動でもモノづくりの仕事をしたいと思っていました。鉄を扱っていたので同じように鉄を扱う仕事を探し、金型も鉄ですから、求人に応募してそのまま腰を据えたかたちになります。自分の性に合っていますし、働きやすさも感じています。今までの機械加工より手作業や細かな仕事が多くなりましたが、それが板についてずっとやっているようなかたちですね。
正直、汚れる仕事です。油や鉄粉などで手が真っ黒になって仕事をするんですけど、頑張れば必ずいいモノができるので、その時に「よかったな。」と達成感を味わえます。そこをやりがいと感じる人にはきっといい仕事じゃないかなと思います。手が汚れるのを嫌がる人もいるのですが、その先に結果があるので、そういったことも喜びと思ってくれればうれしいです。
良い成形品を出せば不良が減って会社の売り上げに貢献できますし、そこまで考えられればこの仕事に誇りを感じることができるのかなと思います。

愛工業の一日に密着
モノづくり対談
ワクワクするモノづくりの現場を覗いてみましょう。
1日のスケジュール

8:00朝礼

三輪さん

青島さん
9:00成形立ち上げ&金型メンテ

三輪さん

青島さん


12:00お昼

三輪さん

青島さん

13:00社内打ち合わせ

三輪さん

青島さん

14:00トライ立会&ミーティング

三輪さん

青島さん


16:00夕礼&終業

三輪さん

青島さん


三輪さん

青島さん